シュワルツェネッガー主演映画『コマンドー』のリメイク、ジョエル・シルヴァー が製作か?
アーノルド・シュワルツェネッガーが主演したアクション映画『コマンドー』。1985年の映画ながら、いまだ日本では高い人気を誇っている映画であり、特にネット上では『コマンドー』放映時には祭りになるほど大人気である。人気の秘密は、シュワルツェネッガーの鍛えられた肉体に、随所に登場するコミカルなシーンと突っ込みどころ満載のせりふなど映画として完成された感があるが、同映画をプロデュースしたジョエル・シルヴァーの考えは違うようだ。
ジョエルが映画サイトColliderのインタビューで答えたところによると、現在もなお『コマンドー』のリメイク製作を考えているとのこと。「ある時点で、おれたちは『コマンドー』のリメイク製作を話し合っていたんだ……だって、オリジナルの『コマンドー』はもっといい映画になるはずだったんだ。あのとき、おれたちは制作費もなく、時間もなかった。もう一度『コマンドー』を作り直したいと考えたっていいじゃないか」とジョエルは語った。くしくも、同じくジョエルがプロデュースし、シュワルツェネッガーが主演した『プレデター』がロバート・ロドリゲス製作によりリメイクされているが、ジョエルは『プレデター』のリメイク版にはかかわっていない。
日本映画、アニメのハリウッドリメイクから、旧作である映画『ベスト・キッド』『フットルース』『フェーム』『若き勇者たち』などのリメイクラッシュがハリウッドで相次いでいる。先日には、超低予算ホラー映画『パラノーマル・アクティビティ』がアメリカで大ヒットしたことを受けて、1999年の低予算ホラー映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のリメイク企画が進行していることが明らかになったばかりである。今回のジョエルの発言を受けて、『プレデター』に続いて『コマンドー』のリメイクもスタートされるかもしれない。