映画『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』エンディングは投票で決定!4,000人ファンに2種類を観せる!
28日、東京国際フォーラムAにて、映画『宇宙戦艦ヤマト・復活篇』の完成披露試写会が行われ、オリジナルのテレビ版主題歌を歌っていた、ささきいさおが登場し、会場内に集まった4,000人のファンと一緒に「宇宙戦艦ヤマト」のテーマソングを熱唱した。また、この日の目玉は、映画『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』の2種類のエンディングを上映し、観客に携帯電話で投票させるというイベント。ハリウッドでは、業界関係者に対してよく行われていることだが、邦画で、しかもこれだけの人数に対して行われるのは、前例がない。なお、どちらのエンディングが採用されたか結果は12月12日の初日に上映されるまでわからない。
舞台上にささきが登場すると、会場内に集まった4,000人のヤマトファンからは大きな歓声が上がっていた。そのファンの熱狂ぶりに感無量といった表情のささきは、「今から35年ほど前、ヤマトが宇宙に旅立ったときからずっと主題歌を歌ってきました。僕は(この新作で新たに)ヤマトが飛び立つというだけで、ワクワクしてしまいますね!」と新作に対する思いを語っていた。また、本作の続編が予定されていることを受けて、「まだまだ続くようですから。声が続く限り、ヤマトを歌っていきます」と今後もヤマトの主題歌を歌い続けることを宣言していた。
その後、「町を歩いていても、ささきと言われずにヤマトと言われるくらいなので、皆さん一緒に歌いましょう!」というささきの掛け声をきっかけに、会場に集まったヤマトファン4,000人と一緒に名曲「宇宙戦艦ヤマト」を熱唱。こぶしを振り上げて歌い上げるささきの歌声は往年と変わっておらず、会場内の観客は、かの名曲を一緒に口ずさんでいた。曲を歌い終えたささきは、「すごい歌ですよね、歌うたびに改めて感じます」としみじみ話すと、続いてはエンディングテーマの「真赤なスカーフ」を披露。ささきの渋い歌声が会場内に響き渡ると、集まったファンはその日に配られた赤いスカーフを揺らしながら、ほれぼれと聴きいっていた。
本作は1974年にテレビシリーズが制作されて以来、35年という年月を経て制作された劇場版新作アニメ。人類史上初めて観測された移動性の巨大ブラックホールが地球を飲み込むことがわかり、人類滅亡の危機から人類を救うため、古代進を艦長にヤマトが再び出動する。本作での主題歌にTHE ALFEEが参加していることも話題となっている。
映画『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』は12月12日より全国公開