ザック・エフロン、映画のキャラクターを通して幻想的な人生を体験
映画『ミー・アンド・オーソン・ウェルズ』(原題)のザック・エフロンが俳優として一番気に入っていることは、自分よりも魅力的な人生を送っているキャラクターを演じることで、自分も幻想的な人生を体験できることだという。
「役を通して自分の幻想を現実化できるのが面白いね。自分自身でいるのが怖いとかじゃなくて、ほかの人物を演じていると、よりクールなことができたり、もっと興味深い人間になれるんだ。自分がなりたかった要素を全部持てたり、まったく違うクールな人間になれたり、自分が大嫌いな人間にもなれる」とザックは語る。
『ミー・アンド・オーソン・ウェルズ』(原題)では、運よくオーソン・ウェルズと一緒に仕事をするチャンスを与えられ、クレア・デインズ演じるプロダクション・アシスタントのソニヤ・ジョーンズと近い関係になっていくティーンエイジャーのリチャード・サミュエルズを演じている。
22歳のザックは、今回のキャラクターには簡単に共感できたという。「現実的な男、地に足がついた男を代表するキャラクターを演じるのは好きだ。映画の中ではリチャードがソニヤに、『美しい女性でいることってどんな感じ?』と聞くんだけど、その質問はどの男性の頭の中にもあるものだから口に出すんだ。誰かと付き合ったことのある男の人なら共感できると思う」とザックはイギリスのガーディアン紙に語っている。(BANG Media International)