中谷美紀、大森南朋の印象を「感じが悪くて会うのが嫌」とぶっちゃけ告白!
女優の中谷美紀が9日、スペースFS汐留にて映画『スイートリトルライズ』の完成披露試写会に登場し、共演者の大森南朋について「お会いするのが嫌だった」と告白した。
矢崎仁司監督や大森らキャストたちと舞台あいさつに登壇した中谷は、「こういった場所に慣れておらず、4日前から悪夢にうなされた」と感想を漏らした矢崎監督に対して「(掛けている)サングラス外したらいかがですか? お客様が……」とちゃちゃを入れるなど上機嫌。映画初共演で夫婦役を演じた大森について尋ねられると「大森さんといえば『ハゲタカ』。個人的にこの作品の大ファンで、撮影前にドラマ版DVDのメイキングを観たんですね。大森さんが仏頂面でインタビューに答えてらっしゃる姿がとても感じが悪くて、お会いするのが嫌だった」とぶっちゃけて告白。
しかしその印象は実際に会ってすぐに払拭(ふっしょく)されたとのことで、「にじみ出てくる心の中の微妙な演技がとても魅力的」と絶賛し、撮影中に大森がよくやっていたという矢崎監督のモノマネをいきなりリクエスト。強引な中谷の進行に注目を集めてしまった大森は「あの、あれですよね? あの本番前のやつ? よろしくお願いしま~す?」と舞台上で中谷と緊急に打ち合わせ。しかしそのモノマネのクオリティーは撮影関係者にしかわからず、大森は「矢崎監督は本番って言った後に『よーい! よろしくお願いしま~す』って言うんですね。それが最初は頭から離れず……。まあ、そういった撮影こぼれ話です!」とスベったモノマネを必死に説明していた。
最後に中谷は本作のタイトルに掛けて、ウソは必要かとの問いに「(女優として)ウソをなりわいにして生きているので、今日発した言葉もほとんどウソかな」と大森を尻目に楽しそうに笑っていた。
映画『スイートリトルライズ』は、2010年シネマライズほかにて全国公開