新しいジャック・ライアンはクリス・パインに決定! 物語はウォール街から始まる
今年の10月に報じられたように、新しいジャック・ライアンはクリス・パインに決まったことが正式に明らかにされた。
ベストセラー作家トム・クランシーが生み出したヒーロー、ジャック・ライアンの新しい映画を製作するメイス・ニューフェルドが、映画『インビクタス/負けざる者たち』の記者会見でクリスがライアン役に決まったことを認めた。本作は、これまでのジャック・ライアン映画『レッド・オクトーバーを追え!』『パトリオット・ゲーム』『今そこにある危機』『トータル・フィアーズ』のようにクランシーの小説を映像化するのではなく、オリジナルのストーリーが展開する。「われわれは、ジャック・ライアンがウォール街にいたときを映画化する」とニューフェルドは話し、映画は今はやりの前日譚(ぜんじつたん)ではないが、CIA入局前にライアンが証券トレーダーをしていた設定から物語を展開させるようだ。また、これまでのジャック・ライアン映画同様にただのアクション映画ではなく、歴史や言語学に通じ、天才的なライアンが繰り広げる頭脳戦をメインに描いていく。脚本は、映画『サハラに舞う羽根』のホセイン・アミニが手掛け、アダム・コーザットがリライトする。
新しいジャック・ライアン候補には、これまでにジョージ・クルーニー、ライアン・ゴズリング、ジェームズ・フランコ、アーロン・エッカートなどの名前が挙がっていたが、映画『スター・トレック』の若き日のカーク船長役で一気にブレイクしたクリスに決まり大いに期待したいところだ。映画がヒットすれば、クリスによる新しいジャック・ライアンの映画がシリーズ化されることも決まっており、過去にライアンを演じたアレック・ボールドウィン、ハリソン・フォード、ベン・アフレックを超えるジャック・ライアンを演じてもらいたいものだ。