『トワイライト』のテイラー・ロートナー、人気アクションフィギュアの映画化作品で主演

　世界中で大ヒットを記録している映画『ニュームーン/トワイライト・サーガ』で狼一族の少年ジェイコブを演じているテイラー・ロートナーが、人気アクションフィギュアの映画化作品で主演を務めることが明らかになった。LAウィークリー誌のコラムニストのニッキ・フィンケとロサンゼルス・タイムズ紙が伝えたところによると、テイラーがパラマウント・ピクチャーズが製作するマテル社のアクションフィギュア「マックス・スティール」映画版の主演に決まったとのこと。「マックス・スティール」は、19歳のエクストリームスポーツ選手であるジョシュ・マクグラスが重傷を負い、死を宣告された彼は超人的パワーを持つマックス・スティールとして復活し悪と戦うようになるヒーローものだ。これまでにアクションフィギュアのほか、漫画化、アニメシリーズ化がされており、アニメ版ではネーヴ・キャンベルの兄クリスチャン・キャンベルがマックス・スティールの声を担当した。また、「マックス・スティール」は南米でもっとも人気のあるアクションフィギュアのため、アメリカ向けではなく、南米向けにすでにアニメ版と実写版の映画も製作されている。

　今回の映画版は、大ヒットした映画『アイアンマン』のようなヒーロー映画として期待が集まっており、『アリス・イン・ワンダーランド』のジョー・ロスがプロデュースし、J・P・ラヴィンとチャド・ダミアーニが脚本を手掛ける。

　テイラーは、シリーズ1作目『トワイライト～初恋～』公開直後はジェイコブ役に合わないという理由から降板のうわさまであったが、続編の『ニュームーン/トワイライト・サーガ』のために肉体改造をし、映画では鍛え上げたたくましい体を披露している。空手のチャンピオンになった経験を持ち、さまざまなスポーツにも精通しているテイラーなら本作のようなアクション・ヒーロー映画にぴったりといえるだろう。人気カントリー歌手テイラー・スウィフトとの交際も注目されており、二人が共演した映画『バレンタインデー』は日本では来年2月に公開予定だ。