ジョシュ・ブローリン、『メン・イン・ブラック3』へ出演か?
ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズの二人が、地球に住むエイリアンたちを監視する秘密組織MIBの捜査員にふんしたSFアクション・コメディー映画『メン・イン・ブラック』シリーズ3作目では新しいエージェントが加入するかもしれない。
ロサンゼルス・タイムズ紙のブログ版が伝えたところによると、映画『ノーカントリー』『ミルク』の演技派ジョシュ・ブローリンがシリーズ3作目『メン・イン・ブラック3』(原題)の主演候補に挙がっているとのこと。出演が決まれば、ジョシュが演じるのは新しいMIB捜査員の一人か、もしくはトミー・リー・ジョーンズが演じたエージェントKの若いころだそうだ。気になるのは、シリーズを通して主演を務めてきたウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズが引き続き出演するかだが、ウィルは出演する予定だが、トミーの出演は明らかにされていない。製作が明らかになった昨年末の時点では、ウィルとトミーが再出演する予定だっただけに、ファンとしてもオリジナルキャストが揃ったシリーズ3作目が見たいものだ。
シリーズ3作目は、映画『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』のイータン・コーエンが脚本を手掛けることが決まっており、シリーズを通してメガホンを取ってきたバリー・ソネンフェルド監督の続投が予定されている。撮影は来年からニューヨークで開始される見込みだ。
アカデミー賞4部門を受賞したジョエル、イーサン・コーエン兄弟の『ノーカントリー』以降、演技派俳優としてひっぱりだこのジョシュは、映画『ブッシュ』でコンビを組んだオリヴァー・ストーン監督の新作映画『ウォール街』の続編に悪役として出演しており、そちらも期待されている。そのほか、人気コミックを映画化する西部劇映画『ジョナ・ヘックス』(原題)、コーエン兄弟によるジョン・ウェイン主演映画『勇気ある追跡』リメイク、麻薬組織との戦いを描くアクション・スリラー映画『カルテル』(原題)への出演が決まっており、奴隷制度廃止運動家であるジョン・ブラウンの伝記映画をプロデュースする企画も予定されている。