ブライス・ダラス・ハワード、『トワイライト』降板劇について語る!『スパイダーマン4』『T5』については?
ステファニー・メイヤーのヤング・アダルト・ヴァンパイア小説を映画化して世界中で大ヒットした映画『トワイライト~初恋~』とシリーズ2作目『ニュームーン/トワイライト・サーガ』で、赤毛の吸血鬼ヴィクトリア役を演じたレイチェル・レフィブレが降板させられたことに関して、シリーズ3作目『エクリプス』(原題)で新しくヴィクトリア役を演じるブライス・ダラス・ハワードが口を開いた。
ブライスがMTVのインタビューで、レイチェルが出演しないことは「不運な出来事」だったと語った。「(シリーズ2作品で)吸血鬼のヴィクトリア役で素晴らしい仕事をして、皆さんがとても愛していた女優さんが出演できない事態になったことは、本当に不運な出来事だったと思うわ」と降板当時レイチェルが訴えていたように、突然のキャスティング変更が行われたのではなく、あくまでもレイチェルが出演できなくなったのは残念なことだとブライスは話した。
この降板劇は、レイチェルが『エクリプス』の撮影時期と出演が決まっているダスティン・ホフマン主演映画『バーニーズ・バージョン』(原題)の撮影時期が重なってしまったことで発生したが、レイチェルの言い分としては、自分は『エクリプス』のために役作りしていたし、スケジュールが重なっている期間は10日間だけで、2作品とも彼女の出演は少なく、掛け持ちできないほどではないと考えていたそうだ。しかし、トワイライトシリーズを製作するサミット・エンターテイメントは、レイチェルの代役としてすぐさまブライスを決めたことで、ファンの間では有名スターをキャスティングしたがっていたサミットがレイチェルを追い出したのではないだろうかといわれていた。キャスティングされたブライスも、新たにヴィクトリアを演じることに対する責任が重いことを理解しているようで、「ベストを尽くすわ」と答えている。
また、『スパイダーマン3』でグウェン・ステイシー、『ターミネーター4』でケイト・コナーを演じたブライスは、『スパイダーマン4』や『ターミネーター』の続編映画についてはまったくわからないそうで、出演依頼も来ていないそうだ。ブライスは、先日クリント・イーストウッド監督の次回作『ヒアアフター』(原題)への出演契約を完了し、マット・デイモン、セシル・ドゥ・フランス、ミレーヌ・ジャンパノイ、ティエリー・ヌーヴィックと共演することを決めている。映画は、異なった地域の人物のストーリーが交差するアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『バベル』のスーパーナチュラル・スリラー版といわれており、「死」をテーマにした内容だ。