史上最もワイセツな禁書を映像化した『金瓶梅』の日本公開が決定!すでにアジアでは大ヒット
赤裸々な性描写や社会批判の激しさから禁書とされながらも、16世紀末より長く読み継がれてきた長編小説「金瓶梅」(きんぺいばい)が映画化され2月に日本で上映されることが決まった。
すでに香港などアジア各国では上映され大ヒットを記録し、日本での公開が待たれるところだった。「金瓶梅」は、「三国志演義」「水滸伝」「西遊記」と並んで中国四大奇書と呼ばれている一つで、悦楽を追求し、欲望のままに女淫の限りを尽くす男、あまりにも背徳的なその究極の性豪英雄伝を描く。
舞台は中国、宋の時代。大富豪の家に生まれた西門慶は、幼くして性に目覚め、父親からさまざまな色道指南を受け、精力を鍛えるための過酷な訓練を強いられてきた。成長した彼は、性の教育係・紫煙との初体験を済ませると、美しき処女の尼僧・明月を犯し、纏足の人妻・潘金蓮を寝取り、性愛の求道者として次々と遍歴を重ねていく。
監督・製作は、チン・マンケイ、出演は若菜ひかる、上原カエラ、早川瀬里奈、森川由衣、ウィニー・リョンらが惜しげもなく官能的な演技を繰り広げる。
映画『金瓶梅』は2010年2月、ライズXにて公開