ジェームズ・マカヴォイ、007シリーズ原作者イアン・フレミングを演じる?
アンジェリーナ・ジョリーと共演した大ヒット映画『ウォンテッド』で、殺し屋になる平凡なサラリーマン役を演じたジェームズ・マカヴォイが、映画007シリーズ原作者として知られるイアン・フレミングを演じるかもしれない。映画サイトPajibaが伝えたところによると、パームスター・エンターテインメントとアニムス・フィルムズが共同で企画しているフレミングの伝記映画の主演としてジェームズの名前が挙がっているとのこと。映画は、アンドリュー・ライセットによるフレミングの伝記小説を基に、第二次世界大戦時にスパイとして活動していたフレミングを中心に描いていく。このスパイ活動していたときの経験は、フレミングが「ジェームズ・ボンド」シリーズを執筆するきっかけとなったといわれており、出演が決まればジェームズは「ジェームズ・ボンド」のようにクールなスパイとして活躍していたフレミングを演じることになる。脚本はマシュー・ブラウンが執筆する。
イアン・フレミングの伝記映画は、本作とは別に、2008年にレオナルド・ディカプリオがプロデューサーとして企画しており、レオナルドがフレミングを演じるかもと話題になっていた。『ウォンテッド』以降、売れっ子のジェームズは、続編となる映画『ウォンテッド2』(原題)のほか、ガン患者の青年を主人公にしたコメディー映画『アイ・アム・ウィズ・キャンサー』(原題)、ロバート・レッドフォードがメガホンを取るリンカーン映画『ザ・コンスピレーター』(原題)への出演が決まっている。本作の出演が決まれば、現在6代目ジェームズ・ボンドを演じているダニエル・クレイグが将来降板したときに、ジェームズが新しいジェームズ・ボンドの有力候補となるかもしれない。