『アバター』世界興収10億ドル突破!早くも『タイタニック』『ロード・オブ・ザ・リング』『パイレーツ』に次ぐ史上4位に
ジェームズ・キャメロン監督の描く最新の映像技術を駆使して作り上げたアドベンチャー大作『アバター』が日本で2週連続1位を記録し35億円の興行収入を記録しているが、全世界興収も17日間で10億2,000万ドル(約947億円)を突破したことがわかった。(数字は配給会社の調べによる)
この世界興収10億ドル突破の記録は、同じくキャメロン監督の史上第1位となる記録、映画『タイタニック』(1997年、18億4,290万ドル)や、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(2003年、11億1,910万ドル)、『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』(2006年、10億6,620億ドル)の累計興収に次ぐ、史上第4位の大記録となる。また史上最速での10億ドル突破を果たした、『ダークナイト』(2008年、10億190万ドル)を抜き去ったことにもなる。『アバター』は、まだまだ世界中で大ヒット上映中のため、3位以上の興収を今後抜き去っていく可能性は大だ。
『アバター』は日米ともに鑑賞者の約7割が3Dという、まさに映画の新しい形が世界に受け入れられた証明にもなった。ただ、あまりのハイレベルな映像クオリティーに今後ほかの映画がついて来られるかが、今後の映画界が右肩上がりになっていくかのカギになる。
映画『アバター』はTOHOシネマズ日劇ほかにて全国公開中