ロバート・パティンソン主演の文芸ドラマのヒロインにクリスティナ・リッチ
ロバート・パティンソン主演で、フランスの文豪ギ・ド・モーパッサンの二冊目の長編小説「ベラミ」を映画化する作品のヒロインが決まった。業界紙プロダクション・ウィークリーのtwitter版が伝えたところによると、クリスティナ・リッチが新作映画『ベラミ』(原題)への出演を決めたとのこと。本作は、持ち前の美貌と度胸で上流階級の女から女へと渡り歩き、彼女たちを踏み台にして出世しようとする男の一生を描いたシニカルな物語で、『トワイライト~初恋~』の吸血鬼エドワード役で世界中の女性のハートを虜(とりこ)にしたロバートが冷血な美ぼうの青年を演じることで注目されている。クリスティナが演じるのは、ロバート演じる主人公が狙う女性の一人クロチルド・ド・マレルだ。主人公の親友の妻役でユマ・サーマン、パリ社交界の婦人役でクリスティン・スコット・トーマスも共演する。監督はイギリスの演劇界出身のデクラン・ドネランがメガホンを取り、撮影は来月から開始される予定だ。
モーパッサンの「ベラミ」はこれまでに何度も映画化されており、最近ではフランスでサガモア・ステヴナン、クレール・ボロトラ、フローレンス・ペルネル主演でフィリップ・チボー監督がテレビ映画を製作しており、日本でもDVDが発売されている