「スパイダーマン」「アイアンマン」作者の遺族が著作権を返却要請!マーベル・コミックは告訴へ!
マーベル・コミックが、数々の人気キャラクターを描いてきたアーティスト、ジャック・カービー氏の遺族を著作権の問題で告訴した。マーベルは、カービー氏の遺族からキャラクターの権利が2014年にカービー氏側に戻されるとした45通もの通達を受けており、ニューヨークの法廷に対し、これを無効にするよう申し立てた。マーベルは、1958年から63年までに出版されたカービー氏のイラストを保持しており、その中には「スパイダーマン」や「ファンタスティック・フォー」「ハルク」といった人気作品もある。
マーベルの弁護側は声明を発表し、「カービー氏の遺族がマーベルとカービー氏の関係を書き換えようとしている」とし、「カービー氏は、マーベルに雇われてこれらの作品を生み出したのであり、すべての著作権はマーベルにある」とコメント。これに対しカービー氏の遺族は弁護士を通じ、「カービーの子どもたちはマーベルの意向に断固として反対し、父親の作品が解放されることを強く願っている」と語っている。