製作中断の『007』シリーズ23作目は3D映画で準備待機中!
『007』シリーズ23作目の製作がMGM売却の影響で中断されていると報じられたが、製作が再開されるときは3D映画として製作されるらしい。すでに3Dのテクノロジーの導入のための準備をはじめていたところだったと関係者が明かした。MGMの売却先はまだ決まっていないが、決まった場合、3D映画として製作を引き継ぐことも条件になるという。
プロデューサーのマイケル・ウィルソンは「僕らの製作スケジュールはまったく未定。だけど、柔軟に動かなければいけない」と述べている。
MGMは約40億ドル(約3,600億円)の負債を抱えていると伝えられており、最初の入札は数週間以内に行われることが明らかになっている。タイム・ワーナー、ニューズ・コープ、ソニーなど入札の可能性のある大手企業に資料を送付していることが伝えられているが、買い手を少数に絞込み、売却先を慎重に選定していることが明らかになっている。MGMは、すでに昨年11月に債権者に債務の利払い猶予を認めさせ、独自に経営を続けていく計画や戦略的パートナーシップの望みを捨てず時間稼ぎをしてきたが、次の返済期限が4月に迫っている。