ヤンキー志望の里田まい、ヤンキーに罵声を浴びせて「夢がかなった!」と大喜び
18日、港区赤坂のANAインターコンチネンタルホテルで映画『喧嘩番長 劇場版~全国制覇』の製作発表記者会見が行われ、綾部祐二(ピース)、大河元気、脇崎智史、上山竜司(RUN&GUN)、若月徹(若月)、里田まい、千原せいじ、東海林毅監督、本作の主題歌を担当する+Plusらが勢ぞろいした。
「喧嘩番長」シリーズはPS2やPSPなどで遊べるゲームソフトで、現在累計50万本が販売されている人気作だ。渋いツッパリを目指し、けんかに明け暮れながらも青春をひた走る男たちを描いたアクション・アドベンチャーだ。
この日の会見では、綾部を筆頭に出演者が、劇中そのままのヤンキー衣装で登場。そんな中、友情出演という形で本作に参加した里田は「中学生のときに不良にあこがれていたので血が騒ぎました。わたしは元ヤンキーの役なんですが、不良に罵声(ばせい)を浴びせるところがあって、はっきり言ってそんな自分に驚きました。夢がかなって楽しかったですね」と意外な過去を告白した。
本作に刑事役で出演している千原は「こういう映画が出られてラッキー。でも主役が(後輩の)綾部でアンラッキー」と笑わせたが、「僕の出ているシーンは上野で撮影したんですが、自分は上野で人気があることがわかったんですよ。子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまでみんな『せいじ! せいじ!』と叫んでいて。2010年からは上野で活動しようかな」と上機嫌。多くのキャストから現場の番長は千原だったと告げられると、「そんな照れるやんけ」とまんざらでもない様子だった。
本作は、大人気ツッパリアクションゲームを華やかなキャストで実写化したアクション映画。負けず嫌いでお調子者の坂本タカシ(綾部)の修学旅行先に、何と47都道府県の番長が集結しており、日本一の番長を目指すための激しい戦いが繰り広げられる。
映画『劇場版 喧嘩番長~全国制覇』は3月より全国公開