スピルバーグ監督、新しい世界貿易センタービルのドキュメンタリーを製作
スティーヴン・スピルバーグ監督が、9.11のテロ事件で崩壊したワールド・トレード・センター跡地のビル建設を追ったドキュメンタリーのテレビシリーズで、製作総指揮とアドバイザーを務めることになった。この番組はサイエンス・チャンネルで2011年に放映予定で、3D技術やコマ送り、コンピューターの模型技術などを使って、新しく建築される「1(ワン)世界貿易センター」の様子をとらえていく。ビルは2013年の完成を目指して現在建築中だが、完成すれば高さ541メーターとなり、アメリカで最も高いビルとなる予定。
ニューヨークのブルームバーグ市長はこのシリーズについて「追憶と再建の物語で、スピルバーグ氏の参加により世界中の人々に、またこれからの世代の人々にこの物語が伝わるだろう」と語っている。