ディカプリオとデ・ニーロが贈る!マーティン・スコセッシ、Gグローブで生涯功労賞!
17日(日本時間18日)に開催された第67回ゴールデン・グローブ賞の授賞式で、マーティン・スコセッシ監督に、生涯功労賞にあたるセシル・B・デミル賞が授与され、レオナルド・ディカプリオとロバート・デ・ニーロがプレゼンターを務めた。セシル・B・デミル賞は、昨年スティーヴン・スピルバーグが受賞するなど、ハリウッドの映画製作に深く貢献した人に与えられる名誉ある賞だ。
スタンディングオベーションで壇上に迎えられた監督は、プレゼンテーターとして登壇したレオナルド・ディカプリオとロバート・デ・ニーロの新旧の相棒からトロフィーを受け取り感無量で「ありがとう! もちろん、この賞を手渡してくれる二人は、すばらしい俳優であり友人、そして、すばらしい協力者として、12本の映画でおよそ67回の授賞式で幸運を分かち合ってきた人たちです」と二人に対しても感謝のコメントを述べた。
また、スコセッシ監督の『タクシードライバー』が自身の代表作ともなっているデ・ニーロは「過去20年ほど、マーティと僕は一緒に、映画を次々と作ってきました。ここ10年ほどは、プレゼンターとして、お互いに賞を授けたり、授けられたりを繰り返しています(笑)。僕たちは、年老いた夫婦のように、一緒に人生を築き上げ、すばらしい思い出の数々を作ってきました」とスコセッシとの付き合いの長さを語った。
4月9日に公開されるミステリー大作『シャッターアイランド』でスコセッシ監督と4度目のタッグを組んでいるディカプリオは「僕があなたと協力した映画は、僕のキャリアの中でも一番自慢できる作品です。今日は、僕の良き友人、そして指導者であるあなたに賞を贈ることができてさらに大きな栄誉を感じています」とスコセッシに賞を贈ることの喜びを述べた。
社会的な経済危機により一時延期された映画『シャッターアイランド』は、不可解な事件が起きた孤島を舞台に、謎解きを展開する本格ミステリー大作。原作は映画『ミスティック・リバー』の著者、デニス・ルヘインの同名小説。先の読めない展開とディカプリオの演技に注目だ。
映画『シャッター アイランド』は2010年4月9日よりTOHOシネマズ スカラ座ほかにて全国公開