ブルース・ウィリス 情報テクノロジーに頼りすぎの現代社会に不安
テクノロジーに乗っ取られてしまう世界を描いた映画『サロゲート』に主演しているブルース・ウィリスが、現代人は互いに会話をするためにSNSサイトなどに頼りすぎていると語った。
「僕が何よりも気になるのは、世間が求める情報コミュニケーションの速さが加速度的に進んでいっていること。僕は電子的な社会ネットワークは好まない。停電したらそれまでだ」と語る。ちなみに、ブルースの元妻デミ・ムーアと夫のアシュトン・カッチャーは、依存症と言われるほどのSNSマニアだ。
昨年6月のマイケル・ジャクソンさんの死は、世界がどれほど情報テクノロジーに頼り、情報を発信しているのかを明確にした例だという。「世界はマイケルが亡くなったことをわずか4秒、またはそれ以下で知った。10年や20年前だったら夢の世界だ。情報はどんどんコンパクトになって、速くなっていく」と、あまりうれしくはないようだ。
映画『サロゲート』での役について聞かれると、自分がこれまで演じたキャラクターはアクションヒーローが多く、今回の映画で世界を救ったのは10回目か11回目だと笑った。(BANG Media International)