ティム・バートン監督、今度は「眠れる森の美女」を実写映画化
4月17日から日本で公開される映画『アリス・イン・ワンダーランド』で、ルイス・キャロルの児童文学「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」の世界を映像化したティム・バートン監督。そのバートン監督が、ディズニー映画で有名な「眠れる森の美女」の実写映画化を企画していると映画サイトAint it Cool Newsが伝えた。
どんな作品でも、自身の独特な視点で描くバートン監督は、今回も「眠れる森の美女」を魔女マレフィセントの視点から描こうと考えているとのこと。魔女マレフィセントは、「眠れる森の美女」の中で、生まれたばかりのオーロラ姫の誕生日に自分だけ招かれなかったことを恨み、姫にのろいをかける悪い魔女で、ドラゴンに変身することができるキャラクターだ。映画のタイトルも『マレフィセント』(原題)にしようと考えているようで、マレフィセント役はバートン監督のパートナーであり、彼の映画の常連であるヘレナ・ボナム=カーターがぴったりかもしれない。
バートン監督は、自身の初期の短編映画『フランケンウィニー』の長編リメイクや1960年代の伝説的カルトテレビシリーズを映画化する『ダーク・シャドウズ』(原題)の製作が予定されており、『マレフィセント』(原題)の撮影開始時期などは決まっていないが、子どもから大人まで知っている古典童話「眠れる森の美女」をバートン監督がどのように映像化するか楽しみである。