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ジョニー・デップ主演のメキシコ革命家パンチョ・ビリャ映画は全編スペイン語で!撮影開始は来年2月

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ジョニー・デップ
ジョニー・デップ - Srdjan Stevanovic / WireImage / Getty Imeges

 ジョニー・デップが、ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した映画『アリゾナ・ドリーム』のエミール・クストリッツァ監督と再びコンビを組む新作映画について新しい情報が明らかになった。

 業界紙スクリーン・デイリーが伝えたところによると、ジョニーの主演が決まっているクストリッツァ監督の新作映画は、来年2月15日から撮影が開始されるとのこと。タイトルも『セブン・フレンズ・オブ・パンチョ・ビリャ・アンド・ザ・ウーマン・ウィズ・シックス・フィンガース』(原題)から『ワイルド・ローゼズ、テンダー・ローゼズ』(原題)に変更され、全編スペイン語で撮影されることが明らかになった。ジョニーは報じられているとおり、メキシコのロビンフッドと呼ばれた革命家パンチョ・ビリャを演じ、サルマ・ハエックが共演する。撮影はスペインとセルビアにある監督のスタジオで行われ、これまでの監督映画同様エミール・クストリッツァ&ノー・スモーキング・オーケストラが音楽を担当する。映画音楽は、1960年代から1970年代にかけて製作されたマカロニ・ウェスタンやサム・ペキンパー監督の『ワイルドバンチ』を彷彿(ほうふつ)させる仕上がりになる予定だ。

 メキシコ革命で活躍したパンチョ・ビリャはメキシコの英雄であり、「本物の男(ムイ・オンブレ)」と呼ばれた人物。メキシコ人ではないジョニーがスペイン語を話し、パンチョ・ビリャを演じるということで一部では反対の声もあがっているが、これまでの出演作と同じくジョニーの徹底した役作りでメキシコ国民も納得の英雄像ができあがることを期待したい。

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