スカーレット・ヨハンソンのブロードウェイ・デビュー、批評家は好反応
スカーレット・ヨハンソンが、舞台「橋からの眺め」でブロードウェイ・デビューを果たし、批評家から好反応が出ている。
この作品は、アーサー・ミラーの小説を舞台化したもので、1950年代のブルックリンを舞台にした物語。スカーレットは17歳の孤児キャサリン役を演じており、映画『スクリーム』のリーヴ・シュレイバーと共演している。
ニューヨーク・タイムズ紙では、「最近のブロードウェイはハリウッドの女優たちが多く出演し、舞台でファンの期待や懐疑心にさらされて居心地の悪そうな部分があるが、スカーレットは完全にキャラクターに溶け込んでいた」となかなかの好評価。ワシントン・ポスト紙も、「驚くことに、この作品の成果はスカーレットによるものだろう。発声も幅があり、無垢なキャサリン役によく合っていた」と記している。USAトゥデイ紙では、「映画スターが出演した作品の中で最も刺激のある作品だった。スカーレットはハリウッド女優とわからないほどキャサリン役に溶け込んでおり、素晴らしいデビューを飾った」、そしてハリウッド・リポーター紙では、「ブルックリン訛りも上手く、女性へと成長する少女を感動的に演じていた。ステージ上での存在感をもっと表現するために鍛錬が必要だが、自分と正反対の役をよくつかんでいた」と、どのメディアでもスカーレットの演技を褒め称える批評だった。
この舞台は4月4日までニューヨークのコート・シアターで行われる。