ロバート・デ・ニーロ、『ミッドナイト・ラン』続編を企画
ロバート・デ・ニーロ主演のアクション・コメディ映画の傑作『ミッドナイト・ラン』といえば、映画ファンが好んでタイトルをあげる一作だが、同作の続編が製作されるかもしれない。
ハリウッドニュースサイトDeadline Hollywoodのニッキ・フィンケが伝えたところによると、デ・ニーロが『ミッドナイト・ラン』の新作映画の企画中とのこと。本作は、デ・ニーロが抱えている企画のひとつで、ほかにはポール・ワイツ監督がメガホンを取るニック・フリンの自叙伝の映画化『アナザー・ナイト・イン・サック・シティ』(原題)、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの伝記映画『セルマ』(原題)などがある。
1988年の映画『ミッドナイト・ラン』は、興行的には成功を収めたとは言いがたいが、デ・ニーロが演じた賞金稼ぎとチャールズ・グローディンが演じた心優しい会計士のコンビが映画史に残る名コンビとして高い評価を得た。物語は、マフィアの金を横領した会計士と彼を連れ帰ろうとする賞金稼ぎの珍道中を描くロードムービーで、マーティン・ブレスト監督がメガホンを取った。新しい『ミッドナイト・ラン』に、チャールズ・グローディンやブレスト監督がかかわるかは明らかにされていないが、ぜひともオリジナルキャストがそろった正統派娯楽映画として製作してほしいものだ。