ザック・エフロン、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のような映画とグラフィックノベルの実写版へ出演決定
大ヒットシリーズ『ハイスクール・ミュージカル』のザック・エフロンといえば、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の大ファンとして有名。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズでタイムマシンとして使用された車デロリアンを所有し、休みのときはデロリアンの調整をするのが楽しみであるほどの大ファンで、一時はリメイク版『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でマーティを演じるといううわさが流れたほどだ。
そのザックの希望をかなえるかのように、ワーナー・ブラザースが『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のような映画として企画しているタイトル未定の新作へ、ザックが出演契約をしたとハリウッドニュースサイトDeadline Hollywoodのマイク・フレミングが伝えた。同作は、2本の脚本を1本の映画として合わせたタイムトラベル映画で、ひとつめは注目の若手脚本家コンビのティム・カルピンとケヴィン・ジャクボウスキが執筆した脚本で、もうひとつは『アルゴリズム』(原題)というタイトルでワーナーが以前から映画化を進めていた作品だ。映画は、テレビ「グレイズ・アナトミー」のマーク・ゴードンとブライアン・ザリフがプロデュースし、ザックとジェイソン・バレット、アラン・リッシュが製作総指揮を務める。2つの脚本を1本の映画にすることで、良いアイデアが詰まった作品になるといいが、ストーリーの辻褄(つじつま)が合わなくなるのだけは避けてほしいものだ。
また、ザックはユニヴァーサル・ピクチャーズの新作『ファイア』(原題)への出演も決めている。同作は、ブライアン・M・ベンディスのグラフィックノベルを実写映画化するもので、普通の市民を訓練して捜査官にする、CIAの特別プログラムに選ばれた大学生の青年を主人公にしたアクション・スリラーだ。マーヴェルの「アルティメット・スパイダーマン」の作者として知られるベンディスが映画の脚本も執筆し、『アイ・アム・レジェンド』のニール・H・モリッツとデヴィッド・エンゲルがプロデュースし、ザックとジェイソン・バレットが製作総指揮を務める。