「アグリー・ベティ」打ち切り決定で出演者ハンティングが加熱?
視聴率の低迷により打ち切りが決まった人気ドラマ「アグリー・ベティ」だが、このニュースが公になったとたん、テレビ局のプロデューサーたちから出演者へのアプローチが始まった。
「アグリー・ベティ」は4月で終了となるが、ハリウッド・リポーター紙によると、そもそも番組の打ち切りが早々に発表されたのはプロデューサーが納得できるエンディング作りに取り組めるよう配慮されたため。しかしこの発表が、テレビ局が今年のテレビシリーズを組み立てる時期と重なったことから、スケジュールの空いた出演者たちへのアプローチには絶好のタイミングとなった。ダニエルを演じたエリック・メビウスは、「イケメンの30代男性」としてドラマの主演にうってつけ。受付嬢のアマンダを演じたベッキー・ニュートンも、美人コメディ女優としてプロデューサーたちから注目されているほか、バネッサ・ウィリアムズやマイケル・ユーリーら出演者たちにも、多くの声がかかっているもよう。テレビ局は通常、試写用作品を3月初頭から4月の終わりにかけて撮影するため、プロデューサーたちはぜひとも今のうちに出演者たちを取り込みたいようだ。
一方、べディ役で一躍スターとなったアメリカ・フェレーラは映画の仕事に集中したい考えがあるようで、ドラマへのキャスティングに前向きかどうかは明らかでない。