挙式直前の西川史子、相変わらずの高慢キャラで豊富な恋愛経験を振り返る
映画『バレンタインデー』を鑑賞した形成外科医でタレントの西川史子が、登場するすべてのキャラクターやセリフが結婚式直前の自分に思い当たり、愛の本質を考え直したことを教えてくれた。
同作は15人の男女がバレンタインデーに大切な人へ思いを伝えようと奮闘する恋愛群像劇。さまざまな世代のさまざまな愛の形が描かれ、中でも西川はシャーリー・マクレーンとヘクター・エリゾンドふんする老夫婦が愛を確かめ合う姿に感動したとか。「相手の欠点も丸ごと受け入れることが愛というセリフを聞いて、老夫婦のそばでその言葉を聞く若者(トファー・グレイス)と同じようにハッとしました」と愛の意味を自分に問い直し、「以前の恋愛では相手に一つでも嫌な部分があると大嫌いになっていました。でも、それって愛じゃないですよね。まして結婚生活など続かないと思います」と真の愛に目覚めた様子。また、今月14日に挙式を控え、「さすがに直前なので大丈夫ですが、マリッジブルーにもなりました(笑)」と悩める乙女の心境を明かした。
医者という職業柄、さまざまなケースを知る西川は、「医者は離婚がマイナスにならないので、離婚するケースが多いです。それに、当直が多いから、外泊もしやすいんです」と明かした。つまり、浮気をしやすい環境にあるということだ。「特に外科医は手術中だと言えば、電話が取れない。取れなくても怪しまれないので、好条件がそろいます(笑)」と医療現場における知られざる恋愛テクニックを明かしつつ、本作にもこの手を使っていたキャラクターを思い出し、「やっぱりなあと(笑)。男が思いつくことって同じね」と半ばあきれつつ、「わたし1人で15人分のエピソードがそろいますね」と恋愛経験が豊富なことをアピールした。
結婚を控え、人妻らしくタカビーなキャラを封印するのかと思えば、「まったく変わらないと思います。彼はそういうわたしやわたしの欠点も受け入れてくれています」とおのろけで返し、「最終的には映画に登場する老夫婦や(ジョージ・ロペスふんする)花屋のおじさんのような家庭が理想的ですよね~」と新たに始まる結婚生活に目を輝かせていた。幸せそうな素顔が出て慌てたのか、自身の欠点を聞くと、「わたしは完ぺきなので、欠点はないです」と最後はいつもの高慢キャラに戻っていた。西川が素顔をさらけ出してしまうほど本気で愛や結婚について考えさせられる本作は、それだけ誰もが共感するリアルなエピソードが満載だ。
映画『バレンタインデー』は2月12日より丸の内ルーブルほかにて全国公開