新しいスパイダーマンに19歳の美少年俳優急浮上!制作費はかなりの低予算の見込み
大ヒット映画『スパイダーマン』のシリーズを再起動させる、新しい『スパイダーマン』映画の主演候補として若手注目俳優の名前が浮上した。
エンターテインメント情報サイトAccess Hollywoodが伝えたところによると、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』の主演俳優ローガン・ラーマンが新しいスパイダーマン候補としてあがっているとのこと。ローガンは同サイトに対して、数回ミーティングがあったことを認め、「スパイダーマンは僕の大好きなキャラクターのひとりで、スパイダーマンシリーズの大ファンなんだ!」とスパイダーマンを演じることにとても興味があると語った。ローガンはスタジオとの話し合いはまだ予備段階で、交渉は始まったばかりだとしながらも、スパイダーマン役を希望していることを明らかにした。
しかしながら、業界紙ハリウッド・レポーターのブログ版が、シリーズを製作してきたソニー・ピクチャーズの広報担当はローガンの発言を否定したと伝えた。「ラーマンさんに対して出演オファーはしておりませんし、正式な交渉も行っておりません」とコメントしている。また、ソニー・ピクチャーズは1月に新監督として正式発表されたマーク・ウェブ監督とも、いまだに契約を完了していないことが明らかになった。監督との契約までも結ばれないのは、製作上の意見の相違でも出たのか、それとも制作費の問題か明らかにされていないが、今後の制作進行が不安である。
うわさでは、ソニー・ピクチャーズは新しい『スパイダーマン』映画の制作予算として8,000万ドル(約72億円)を確保したといわれている。小規模の作品ならこの金額は十分な予算だが、アクションシーン盛りだくさんの映画『スパイダーマン』の新作にしては大変少ない金額である。シリーズ1作目の『スパイダーマン』の予算は1億3,900万ドル(約125億1,000万円)、シリーズ2作目『スパイダーマン2』の予算は2億ドル(約180億円)、シリーズ3作目『スパイダーマン3』の予算は2億5,800万ドル(約232億2,000万円)と伝えられており、それと比較してもかなり予算を削減したのが分かる。このことから、スパイダーマン役を演じる役者は出演料の安い、かなり無名に近い若手俳優が演じることが予想される。ザック・エフロン、ロバート・パティンソン、テイラー・ロートナーなど現在ブレイク中の人気俳優の名前が新しいスパイダーマン候補としてうわさされているが、ハリウッドでは今回の新しい『スパイダーマン』映画はピーター・パーカーが高校生のころを舞台にするので、彼らより若い世代の、これからブレイクする可能性のある俳優を選ぶのではといわれている。