東方神起、余命わずかの少女が命懸けでよさこいを踊る、溝端淳平主演映画の主題歌に決定!
高知よさこいを舞台にした溝端淳平が主演の映画『君が踊る、夏』の主題歌に東方神起の「With All My Heart ~君が踊る、夏~」が決まった。この曲はは2月17日発売の東方神起、日本初のベスト・アルバム「BEST SELECTION 2010」の3枚組にも収録される。
映画『君が踊る、夏』は、映画『yoriko ~寄子~』がモナコ国際映画祭にてベストオリジナルストーリーアワード(原作賞)を受賞した香月秀之が監督を務める。出演者には、木南晴夏、五十嵐隼士、大森絢音、DAIGO、宮崎美子、高嶋政宏、高島礼子のほか藤原竜也も友情出演する。
本作の主題歌に東方神起が起用された理由について、配給元の東映では、「映画『君が踊る、夏』は、小児ガンに侵されながら、 命を懸けてよさこいを踊り切った7歳の少女と、少女を必死に支えた若者たちのひと夏を描いています。このテーマから、主題歌には、アジアを中心に、若者たちに 歌と踊りを通して勇気と希望というメッセージを伝えている 東方神起が一番ふさわしいと考えました」と歌と踊りで熱い思いを表現できることが、起用の決め手であったことを明かした。
本作の企画は3年半前、本作のプロデューサーがよさこい祭りを見たところから始まった。そのパワフルなエネルギーを映画にするため、何度も取材を行い、脚本に2年を費やしたという。実際に撮影が始まるとよさこい祭りを再現するために、高知市内では道路を封鎖しての撮影が、延べ3日間かけて行われた。また、俳優は何度も纏(まとい)や鳴子踊りの特訓を重ねており、その完成度の高さには本場地元の方々からも感嘆の声が上がるほどだという。
映画『君が踊る、夏』は、東京でカメラマンとして働く溝端演じる新平が仕事に自信をなくしているところに母の入院をきっかけに故郷へ帰るところから物語は展開。新平は、かつての恋人である木南晴夏演じる香織の妹が余命わずかということがわかり、妹の願いをかなえるために、よさこいのチーム結成に尽力していることを知る。新平は、東京での夢を忘れられないために「力になれない」と語るのだが……果たして彼らはどんな夏を迎えるのだろうか。
映画『君が踊る、夏』は9月、全国東映系にて公開