マイケル・ダグラス主演の金融サバイバル『ウォール街』の続編がついに日本上陸!
オリヴァー・ストーン監督が金融界に生きるエリートたちの栄光と挫折を描いた映画『ウォール街』の続編映画『ウォール・ストリート』の最新画像が解禁された。前作で金融界のカリスマ、ゲッコーを演じ、第60回アカデミー賞主演男優賞を受賞したマイケル・ダグラスが20年以上の時を経て、再びゲッコーを熱演する。
「強欲は善」をモットーに、おきて破りな企業買収を繰り返し金融界に君臨するも、インサイダー取引で逮捕されてしまったゲッコー。『ウォール・ストリート』は、彼が長い刑期を終えて出所し、すっかり様変わりした金融界でゼロからの再スタートを切るところから始まる。妻とは離婚し、娘のウィニーとも絶縁状態。そんなゲッコーに、若く情熱あふれる投資銀行のトレーダーで、ウィニーの恋人でもあるジェイコブが近づき、ノウハウ提供を要請してきた……。前作に引き続き、オリバー・ストーン監督がメガホンをとり、ゲッコーとジェイコブの奇妙な師弟関係を軸に、家族のきずなを取り戻そうとするかつてのカリスマの苦闘がスリリングに描かれる。
ジェイコブを演じるのは、大物俳優との共演を数多くこなす若手注目株シャイア・ラブーフ。今回、公開された最新画像では、マイケルとシャイアが何やら意味深な視線を交わしており、早くも生き馬の目を抜く金融界での激烈なバトルを予感させる。二人に挟まれ、不敵な笑みを浮かべる冷酷な資金運用マネージャー、ブレトン(ジョシュ・ブローリン)の存在も不気味だ。またゲッコーの娘ウィニーには、映画『17歳の肖像』で一大旋風を巻き起こした注目の新進女優キャリー・マリガンが起用され、ジェイコブの母親をオスカー女優のスーザン・サランドンが演じるなど、豪華なキャスト陣も大きな見せ場である。
ストーン監督がリーマンショックを機に、激変した金融界に再びスポットを当て、人間の欲望とその裏に潜む悲しみに鋭いメスを入れる『ウォール・ストリート』。決してひとごととは言えない問題を、名優たちの緊張感あふれる駆け引きで見せる2010年最大級の話題作になることは間違いないだろう。
映画『ウォール・ストリート』は2010年全国公開