『パイレーツ・オブ・カリビアン4』ペネロペ・クルスに出演交渉中!ヒロイン役でラブコール
先日、ペネロペ・クルスがラース・フォン・トリアー監督の次回作で主演を務めると報じられたが、どうやらペネロペはトリアー監督映画ではなく大ヒットシリーズ最新作へ出演するようだ。
業界紙ハリウッド・レポーターのブログ版が伝えたところによると、ペネロペがウォルト・ディズニー・ピクチャーズの話題作『パイレーツ・オブ・カリビアン4:オン・ストレンジャー・タイズ』(原題)への出演交渉中とのこと。シリーズ4作目となる本作には、すでにジャック・スパロウ役のジョニー・デップが引き続き出演することが決まっている。ペネロペの役柄は明らかにされていないが、本作のヒロイン役とみられ、降板が決まっているエリザベス役のキーラ・ナイトレイの代わりと思われる。『パイレーツ・オブ・カリビアン4』は、ペネロペが本年度アカデミー賞の助演女優賞にノミネートされた『NINE』の監督であるロブ・マーシャルがメガホンを取ることが決まっており、ペネロペとしてもマーシャル監督との再タッグで、安心して演技に集中することができるだろう。撮影は今年の夏からハワイで行われ、引き続きジェリー・ブラッカイマーがプロデュースし、全米公開は2011年5月20日を予定している。
トリアー監督の次回作『メランコリア』(原題)に関してだが、デンマークのアカデミー賞というべきデンマーク・フィルム・アワードの後に、プロデューサーのミタ・ルイーズ・フォルデイガーとトリアー監督作品で編集を担当してきたアンダース・レフンが、現在のところペネロペの出演はないと否定した。フォルデイガーは、デンマーク・フィルム・アワードで作品賞と監督賞を受賞した『アンチキリスト』(原題)に続き、『メランコリア』(原題)でもプロデューサーを務めることが決まっている。ペネロペとトリアー監督の初顔合わせが実現しないのは残念だが、『ブロウ』に続くジョニーとペネロペの再共演を期待したいところだ。