がん治療の邪魔？　デニス・ホッパー、離婚手続き中の妻を相手に接近禁止命令

　前立腺がんで余命わずかと言われているデニス・ホッパーが、離婚をしようとしている妻を相手に接近禁止命令を取得したという。

　デニスは今年1月にヴィクトリア・ダフィとの離婚を申請したが、ヴィクトリアは夫から脅された過去や、デニスが子どもの前で大麻を吸ったり、子どもの手の届くところに拳銃を置いているなど、娘の親権を勝ち取るために、離婚を泥沼化させ始めている。

　これも理由なのか、医師はヴィクトリアの存在がデニスのがん治療に悪影響を及ぼすとコメントしている。「離婚手続き中の妻が近くにいることは、ホッパー氏のがん治療の妨げになっています。ホッパー氏が彼女と接触する時間が短ければ短いほど、彼の延命効果はあがるというのがわたしの意見です」とデヴィッド・アガス医師は言っている。

　弁護士は、ヴィクトリアがデニスにたび重なる精神的ストレスを与えていると付け加え、裁判官はこれを認めたとのこと。ヴィクトリアはデニスと、アシスタント、およびデニスとほかの女性の間に生まれた2人の子どもヘンリーとマーリンの半径3メートル以内に近寄ってはならないことを言い渡した。ヴィクトリアは現在、デニスの自宅に隣接した建物に住んでいるが、母屋への出入りを禁止されており、3月11日までに敷地内から引っ越すよう言われているという。