桃井かおり、ハリウッド版『幸福の黄色いハンカチ』に出演!オリジナルから33年ぶり
映画『男はつらいよ』シリーズなど、数多くのヒット作を手掛けた山田洋次監督が高倉健、倍賞千恵子、武田鉄矢らをキャストに刑務所から出所した男と、その男を待つ女を描いた名作映画『幸福の黄色いハンカチ』がハリウッドで映画『イエロー・ハンカチーフ』としてリメイクされ、オリジナルキャストでもある桃井かおりが出演することがわかった。
オリジナル版で高倉健が演じた主人公には、アカデミー賞俳優ウィリアム・ハート、共演は『トワイライト』シリーズのヒロイン、クリステン・スチュワート。
桃井の抜てきについては、山田洋次監督との親交も厚くオリジナル版の大ファンでもあるプロデューサーのアーサー・コーン氏が、オリジナル版にオマージュを捧げるようなことをしたいと考えたことがきっかけとなった。その結果、オリジナル版に出演し、アメリカにも活躍の幅を広げていた桃井かおりに白羽の矢が立ち、桃井もこれを快諾した。
33年ぶりに、この名作に再び出演することになった桃井は、「現場、とにかく楽しかったんですよ。リハーサルは 監督が桃井に自由にいろいろやらせてくれたんで、それをまたあのウィリアム・ハートさんが、自由自在に返してくれるんで、止めどなくなってどこまでも行けて(笑)、バカ受けしてたんですけど、結局は一番短いバージョンに本番はなりましたけど(笑)、役者として、本当に素晴らしい経験をさせてもらったという思いで、あんな共演関係があるなら、素晴らしい映画になるだろうなと思いました」とユーモアたっぷりに撮影時の様子を教えてくれた。また主演のウィリアム・ハートは撮影が終わると桃井に駆け寄り「YOU ARE AWESOME」(あなたはすばらしいの意味)とたたえたそうで、桃井もその言葉に喜んでいたそうだ。
映画『イエロー・ハンカチーフ』は、日本の公開に先立ち、アメリカ・ロサンゼルスで2月18日にプレミア上映され監督、ウィリアム・ハート、マリア・ベロ、クリステン・スチュワート、エディ・レッドメイン、桃井かおりがレッドカーペットを華やかに飾る。またオリジナル版の映像をデジタル処理にて美しくよみがえらせた『幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター』も4月10日より公開される。
『イエロー・ハンカチーフ』は 6月26日より東劇ほかで公開
『幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター』は4月10日 より東劇にて公開