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U字工事の益子卓郎、栃木弁を封印して落語初挑戦!

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U字工事の益子卓郎と響の長友光弘
U字工事の益子卓郎と響の長友光弘 - 撮影:中川容邦

 24日、港区の芝公園スタジオで、WOWOWのテレビ番組「落語家Xの快楽」の公開収録が行われ、U字工事の益子卓郎、響の長友光弘、そして彼らの落語の師匠として、林家彦いち三遊亭遊雀が登場した。

 本番組は、今人気の若手芸人が中堅の実力派落語家に入門し、師匠の猛特訓のもとで古典落語に挑戦するというWOWOWオリジナル番組。このたび落語に初挑戦することになった二人が披露するのは、「初天神」(長友)「反対車」(益子)という演目。

 お囃子(はやし)とともに、最初に登場したのは長友。普段のセーラー服姿とはまったく違って、120キログラム超の巨漢に紫の着物というりりしい姿に、会場内からは思わず感嘆の声が。披露した落語も堂々たるもので、座布団からいきなり立ち上がって、床をゴロゴロと転がり回ったり、ダンゴを食べる姿を表情豊かに表現したりとなかなかのもの。長友が面白い動きをするたびに、観客からは笑いが起きていた。

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 一方の益子は栃木弁を封印して、江戸っ子の世界を表現。「ららららら~」という掛け声とともに気合いの入った人力車の車夫を熱演。途中で「ごめんねごめんね~」というギャグも織り交ぜるなど、こちらも長友に負けず笑いを誘っていた。一席終えた益子は「むちゃくちゃ緊張しました。舞台は高いし、お客さんの顔はおっかねえし。最初は声が小さくなっちゃいましたよ」と反省の弁。長友は「いい勉強になりました。(一席終えて)やっとお客さんの顔が見られるようになりました。お客さんの笑い声で助けられた部分もありますね」とやり切った表情を浮かべていた。

 「落語家Xの快楽」は、古典落語のツボや背景などがよくわかる3夜連続の特別プログラム。落語ビギナーでも、古典落語の魅力が理解できるよう、番組内で丁寧に解説するだけでなく、師匠の落語もたっぷりと紹介。益子、長友のほかにもオリエンタルラジオ藤森慎吾、グラビアアイドルの磯山さやかなどが落語に挑戦する予定となっている。

テレビ番組「落語家Xの快楽」は3月23日から25日の午後10時からWOWOWで3夜連続放送

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