マイケル・ダグラス 刑務所に立ち寄ってから映画の撮影現場へ
映画『ウォール街』の続編でマイケル・ダグラスと共演しているシャイア・ラブーフが、マイケルは麻薬取引で逮捕された息子キャメロンを心配して、うちひしがれていたと語った。
「僕が会ったのはセレブのマイケル・ダグラスではなく、失意の人だった。息子の身を心配し、苦しんでいたよ。キャメロンは麻薬取引で実刑になる可能性がある。僕が一緒に仕事をしていたときは、マイケルは刑務所に行って息子と面会をしてから撮影現場に来ていた」とシャイアはドイツのウェブサイトGala.de:に語っている。
家族にトラブルがあったにもかかわらず、撮影現場のマイケルはプロそのものだったとシャイアは言い、オリヴァー・ストーン監督は、もっとマイケルの力になれたらと思っていたそうだ。「オリヴァーはとても気にしていたけど、映画も撮り終えなければならなかったから、マイケルを慰める時間があまりなかったんだ。キツイ状況だったよ」とシャイアは説明する。
キャメロンは最高で10年の実刑判決を言い渡される可能性があるが、マイケルは31歳の息子に対し、もっといい父親であるべきだったと最近になってコメントしている。「僕の優先順位は父カーク・ダグラスのそれと似ていた。仕事が第一だった。この業界で二世俳優の実績というのはあまりいいものではないのでね。薬物依存症の親戚や子どもがいる人なら今の僕の気持ちをわかってもらえると思う。僕の場合は最悪の事態と言えると思うが、最終的には痛い教訓になるだろう」と語った。
マイケルには妻キャサリン・ゼタ・ジョーンズとの間に9歳のディランと6歳のカリスがおり、キャメロンは前妻ディアンドラ・ルーカーとの間に生まれた子ども。(BANG Media International)