裕木奈江主演のアメリカ映画『ホワイト・オン・ライス』チケット完売で追加上映が決定!
20日に行われる裕木奈江主演の映画『ホワイト・オン・ライス』の上映会チケットが完売したことを受け、公開劇場のUPLINKが追加上映を決定した。
本作は、バツイチ40歳男が結婚している妹の家に転がり込んだことから巻き起こる騒動と、個性的な日系アメリカ人の姿を描いたコメディー。映画『ラスト サムライ』『硫黄島からの手紙』の渡辺広が主演するアメリカのインディペンデント作品だ。監督は日本語ペラペラだという若きアメリカ人監督のデイヴ・ボイル。山田洋次監督の映画『男はつらいよ』シリーズに影響を受けたというだけあって、日系人家庭を舞台とした「アメリカ版寅さん」とでもいうべきハートウォーミングな仕上がりになっている。
そんな本作で裕木が演じるのは、主人公ジミーの妹でしっかり者のアイコ。裕木は、クリント・イーストウッド監督の映画『硫黄島からの手紙』やデヴィッド・リンチ監督の映画『インランド・エンパイア』でアメリカ進出を果たしているが、アメリカ映画での主演は本作が初めて。海外での評価も高く、ロサンゼルスアジア太平洋映画祭では見事脚本賞を受賞している。
現在開催中の大阪アジアン映画祭2010でアジア初上映。そして東京では、20日にUPLINKで限定上映される。キャンセル待ち若干数の当日券を発行予定とのことだが、すでに20日分のチケットは売り切れており、UPLINKは当初予定になかった追加上映を4月5日に決定。なお日本での配給や劇場公開は今のところ未定のため、これが作品を観るラストチャンスになるかもしれない。
映画『ホワイト・オン・ライス』は3月13日に大阪アジアン映画祭2010で上映
UPLINKでは3月20日に限定上映 追加上映は4月5日