「007」ベスト・ボンド決定!初代ジェームズ・ボンドのショーン・コネリーがナンバーワンに!
史上初となる「007」シリーズ全22作品の一挙放送がスタートしたWOWOWが、加入者を対象とした「007」シリーズに関するアンケート調査を実施したところ、俳優のショーン・コネリーが「ベスト・ジェームズ・ボンド」に選ばれた。
現在までに6人の俳優が演じている、イギリス諜報(ちょうほう)部MI6所属のスパイ、ジェームズ・ボンド。それぞれに俳優の持ち味を生かした歴代ボンドの中で、ファン人気ナンバーワンはやはり初代ジェームズ・ボンドを演じたコネリーだった。頭がキレて、身体能力もバツグン。そして、出会った女性を一目ぼれさせてしまうフェロモン全開のプレーボーイというボンド像は、大人の魅力あふれるコネリーが作り上げたといっても過言ではなく、納得の結果だ。以下、第2位はロジャー・ムーア、第3位はピアース・ブロスナンという順位になった。
また、これまでの「007」シリーズの中で、最も人気が高い「ベスト・ボンド映画」には、映画『007/ロシアより愛をこめて』が選ばれた。機密情報と引き換えに、亡命を希望する美しきロシア人女性スパイとその背後にうごめく陰謀をスリリングに描いた内容で、こちらも主演はコネリー。秘密兵器の数々、オリエント急行での激闘といった、スパイアクションの醍醐味(だいごみ)が詰まった仕上がりは、以後の007映画のベースを築き上げたという点でも功績は大きい。以下、第2位には同じくコネリー主演の『007/ゴールドフィンガー』が、第3位にはダニエル・クレイグ主演の『007/カジノ・ロワイヤル』が選ばれている。ちなみに、「ベスト悪役」には『007/ロシアより愛をこめて』から、ロバート・ショウ演じるドナルド・グラントが選ばれており、悪役が好敵手であればあるほど、ボンドの活躍も光ることを考えると、この結果にも異論を唱える人はいないだろう。
「007」シリーズは、イギリス諜報部MI6に所属するジェームズ・ボンドの世界をまたに掛けた活躍を描いた大人気スパイアクションシリーズ。約半世紀の歴史をもつ世界最長のアクション・シリーズで、歴代ボンド俳優がその持ち味を存分に発揮しながら、現在までに22作品が製作・公開されている。現在、WOWOWでは史上初となる本シリーズの一挙放映が実施中。ご紹介した王道ボンド映画『007/ロシアより愛をこめて』や『007/ゴールドフィンガー』をはじめ、現ボンドのクレイグが大活躍する『007/カジノ・ロワイヤル』『007/慰めの報酬』、さらに2代目ボンドにして、わずか1作で降板したジョージ・レーゼンビーの異色作『女王陛下の007』まで、まさにボンドの全歴史を堪能できるプログラムになっている。
『007/ゴールドフィンガー』は3月27日 午後0:00よりWOWOWにて放送