ビョーク、3D「科学ミュージカル」をミシェル・ゴンドリー監督と製作
映画『エターナル・サンシャイン』などで人気のミシェル・ゴンドリー監督が、これまでミュージック・ビデオなどでたびたび組んできたアーティスト、ビョークと共に「科学ミュージカル映画」を製作することを語った。ゴンドリー監督は先月、エンターテイメント・ウィークリー誌でこの企画について「まだ漠然としていて、明確にはいえない」と語っていたが、今月に入りSXSW映画祭に出席した際、「すごく野心的なプロジェクトだよ。40分の、IMAX用の3D作品だ」と、企画は徐々に具体化している。公開は、「科学ミュージカル」というだけあって博物館や美術館を考えているそう。
ゴンドリー監督はビョークのミュージック・ビデオを手がけてその名を知られるようになり、以後、ビョークとはビデオ・クリップの製作などで何度も組んでいる仲。2006年の映画『恋愛睡眠のすすめ』では当初ビョークに出演をオファーしたが、結局シャルロット・ゲンズブールが担うことになり叶わなかった。長年の交流を経て、今回はついに映画でのコラボレーションを果たすことになっただけに、その内容が楽しみなところだ。