菅野美穂、「曲げられない女」から「切ない恋を秘めた女」へ!西原理恵子原作の新作には過激発言も!?
25日、有楽町朝日ホールで映画『パーマネント野ばら』の完成披露試写会が行われ、菅野美穂、小池栄子、池脇千鶴、そして原作者の西原理恵子、吉田大八監督が登壇した。
先日まで放送されていたテレビドラマ「曲げられない女」の最終回視聴率が18.6パーセントを記録するなど、女優としてノリにノっている菅野。映画『Dolls ドールズ』以来約8年ぶりの主演映画となる本作は、リアルな大人の女性の恋心を描いたドラマ。切ない恋を胸に秘めた、静かで繊細な芝居は菅野の新境地とも言われている。
菅野は「女の人が女性同士で本音のときは、あけすけだったり、男の人がえ? と思うくらいの部分があると思います。でも西原さんや監督は、女性のそういう本当の部分を愛しているんですよね。この映画には、パワーがあって、恋に真っすぐで、かわいくてこっけいな女性たちがたくさん出てくる」と見どころを解説。
また原作者の西原は「試写で2回観て、2回とも泣きました。自分の原作よりも何倍も良くしてもらって本当にありがたいです。あと女優さんにチ○ポと何回も言わせてすみません」とドッキリ発言を交えながらも映画版を絶賛。その言葉を聞いた吉田監督は「原作には漫画だから成立している描写がたくさんあって、映画にするときに、入れたいのにあきらめなきゃいけない部分や、逆に足さなきゃいけない部分がたくさんあって、ドキドキしながら作っていました。そこを評価してもらってうれしい」と感無量といった様子だった。
『パーマネント野ばら』は、海辺の町にひっそりとたたずむ小さな美容室を舞台に、大人の女性のおかしくも切ない恋心を描いた恋物語。男性に振り回されながらも「どんな恋でもないよりまし」とたくましく生きる女性たちの姿がつづられる。
映画『パーマネント野ばら』は5月22日より新宿ピカデリーほかにて全国公開