『銀魂』イベントに約2万人!「銀魂ついてんのかア!!!」に絶叫
25日、映画『劇場版銀魂 新訳紅桜篇』の公開を記念して、両国国技館にて開催された銀魂春祭り2010(仮)に、同シリーズの声優である杉田智和、阪口大助、釘宮理恵、千葉進歩、中井和哉、鈴村健一、太田哲治、石田彰、高橋美佳子らが登壇した。会場には約1万人ものファンが詰め掛けたほか、全国主要都市のシネコン28スクリーンに生中継され、合計で約2万人が参加した大イベントとなった。
真選組の山崎退役の太田による呼び込みで、主役の坂田銀時役の杉田らが紋付はかまとあでやかな振袖姿で登場すると会場は大いに沸いた。そしてメンバーらは、過去4年間の放送を振り返っての反省と称して生アフレコを披露したほか、同シリーズの人気キャラクターのお通ちゃんによるライブが行われるなど盛りだくさんの内容で、ファンたちは大喜びだった。
最後に、太田(山崎役)が「君とおれとじゃ地味の器が違う」、鈴村(沖田役)が「おれがなめてんのは土方さんだけでさア」など、登壇者が一人ずつ自分の好きなセリフを披露すると、キャラクターの声を生で聞けたことに感激したファンから大歓声が上がった。とりわけ、主役の杉田(坂田役)が「てめーらア! それでも銀魂ついてんのかア!!!」と絶叫したときには、熱狂したファンが悲鳴にも似た大絶叫で応え、ゲストとファンが一体となってイベントを楽しんでいた。
原作漫画の「銀魂」は2003年から少年ジャンプで掲載が始まり、現在までに単行本32巻、累計売り上げ2,900万部を超える大ヒット作だ。2006年にはテレビアニメ化もされ、今回満を持しての劇場映画化となった。架空の江戸時代末期、異星人・天人(あまんと)の来襲によりそれまでの価値観がひっくり返ったパラレルワールドの江戸で、妖刀“紅桜”をめぐるバトルが巻き起こる。
映画『劇場版銀魂 新訳紅桜篇』は4月24日より全国公開