加藤清史郎が今度はこども侍!大沢たかおの息子役でりりしいはかま姿を披露!
今秋10月16日に全国公開予定の映画『桜田門外ノ変』に、こども店長のCMで日本中の人気者になった加藤清史郎が出演し、大沢たかおの息子・誠一郎を演じることがわかった。
本作は、1860年3月3日に水戸藩士らによる大老・井伊直弼の襲撃事件「桜田門外の変」を描いた吉村昭の同名小説の映画化。事件の指揮官だった水戸藩下級武士・関鉄之介を大沢たかおが演じており、加藤が演じるのはその息子、関誠一郎だ。
全編緊迫感のあるシーンが続く中、家族だんらんの穏やかな場面で登場した加藤の演技には佐藤純彌監督も「演出指導も行なわず、登場するタイミングだけを伝えました。普通の8歳なら物おじするでしょうに、現場に台本も持ち込まず堂々と演じる姿はすでに大物のたたずまいでした」と絶賛するほどの出来。父親役の大沢も「俳優が持ち得る演技も感覚も非常にたけていて、非常に達者な役者さんです」とべた褒めだった。大沢と加藤は4日間という短い共演期間ながらも待ち時間には竹とんぼで遊びなど、しっかりとした親子関係を築いたようだ
時代劇はドラマ「天地人」、映画『座頭市 THE LAST』に続いて3作目となる加藤だったが、侍役は今回が初めて。「今回初めて刀を差すことができてうれしい」と力強く劇中にはない殺陣の構えを取り、写真撮影でも坂本龍馬ばりのポーズを取るなど終始現場のスタッフを和ませていた。そんな加藤の悩みは「時代劇はセリフに漢字が多い」ことだそうで、今回も固有名詞には苦労したが、リハーサルも含め現場では一度もNGを出さない芸達者ぶりだった。
映画『桜田門外ノ変』は2010年10月16日に全国公開予定