ハリウッドリメイク版『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』の監督はデヴィッド・フィンチャーか?
世界中で大ベストセラーとなったミステリー小説を映画化した映画『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』のハリウッドリメイク版の監督が決まりそうだ。
エンターテインメント・ニュースサイトPlaylistが、映画『ファイト・クラブ』『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』の鬼才デヴィッド・フィンチャー監督が、ハリウッドリメイク版『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』でメガホンを取ると伝えた。報道によれば、フィンチャー監督は、トビー・マグワイアの主演が決まっている伝記映画『ポーン・サクリファイス』(原題)ではなく、本作を次回作に決めたとのこと。オリジナル版でノオミ・ラパスが演じた、鼻ピアスと全身タトゥー姿のヒロイン候補には、キャリー・マリガンが挙がっている。映画『17歳の肖像』で、英国アカデミー賞主演女優賞を受賞し、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたキャリーといえば、知的で清純なイメージだが、そんな彼女が過去に性的虐待を受けた天才ハッカーを体当たりで演じるのは興味深いキャスティングといえよう。本作の撮影は、フィンチャー監督がFacebookの創始者を描いた新作映画『ザ・ソーシャル・ネットワーク』(原題)のプロモーション活動がいったん落ち着く、今年の9月か10月ごろから開始される見込みだ。映画『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』『ジュリー&ジュリア』などを手掛けてきたスコット・ルーディンが本作をプロデュースし、映画『シンドラーのリスト』でアカデミー賞脚本賞を受賞しているスティーヴン・ザイリアンが脚本を執筆することが決まっている。