ハビエル・バルデム、ミッキー・ローク、ジェイソン・ステイサムがトニー・スコット監督映画で共演

　ハビエル・バルデム、ミッキー・ローク、ジェイソン・ステイサムという3人の“男くさい男”たちが、トニー・スコット監督の映画で顔をそろえることが明らかになった。ハリウッドニュースサイトDeadline Hollywoodのマイク・フレミングが伝えたところによると、スコット監督の次回作『ポツダマー・プラッツ』（原題）へ、ハビエル、ミッキー、ジェイソンの3人が出演するとのこと。

　本作は、かねてよりスコット監督が温めてきた企画で、実話をもとにしている。ニュージャージーを基盤としているマフィアが、ファミリーの仕事を世界的に拡大しようと考えた彼らは、ドイツでの仕事を支配しようとたくらむ犯罪ドラマだ。タイトルになっている「ポツダマー・プラッツ（ポツダム広場）」は、ドイツのベルリンにある広場のことではなく、ポツダム広場駅からとられているそうだが、スコット監督はドイツからプエルトリコへ舞台を変更しようと考えているので、タイトルも変更される予定だ。資金が集まり次第、撮影は今秋から開始される予定だが、スコット監督は3人のほかに、1995年の映画『クリムゾン・タイド』で監督とコンビを組んだ名優ジーン・ハックマンを本作へ出演させようと考えているとのこと。2004年の映画『ムースポート』以降、俳優業から事実上の引退をしているジーンをスクリーンにカムバックさせることが出来るか、スコット監督の説得次第というところだろう。