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「映画館のスタッフ」が選ぶ 第1回日本シアタースタッフ映画祭では意外にも『ハリポタ』が圏外に!

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日本シアタースタッフ映画祭名誉会長松本零士氏デザインによるイメージキャラクター
日本シアタースタッフ映画祭名誉会長松本零士氏デザインによるイメージキャラクター - (C) 2010 Leiji Matsumoto

 今月23日から25日に千代田区のサイエンスホールで第1回「日本シアタースタッフ映画祭」が開催される。今年初めて開催される、大手シネコン各社から独立単館系映画館まで、現時点で日本全国352館から692名の支配人からアルバイトまでもが「映画館のスタッフ」という名の下に集まって行われる映画祭だ。

 観客でもプロでもない、「映画館のスタッフ」の投票によって選ばれる映画祭の開催に、受賞作品それぞれのキャスト、スタッフから喜びの声が集まり、初回から豪華なゲスト登壇者が参加する大きなイベントとなりそうだ。

 もちろん投票結果も、興行成績ランキングとは異なる結果となっていて興味深い。邦画部門(グランシャリオ賞)は、1位『サマーウォーズ』、2位『南極料理人』、3位『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、4位『ディア・ドクター』、5位『ROOKIES -卒業-』と興行成績1位だった『ROOKIES -卒業-』が5位となる結果に。洋画部門も、1位『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』、2位『アバター』、3位『グラン・トリノ』、4位『スラムドッグ$ミリオネア』、5位『レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-』と、興行成績1位だった『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は、20位圏内に入らないという予想外の結果に。

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 そのほか主演男優賞に映画『南極料理人』の堺雅人、主演女優賞に『インスタント沼』の麻生久美子、助演男優賞に『プール』『おとうと』の加瀬亮、助演女優賞に『ゼロの焦点』の中谷美紀が選ばれ、この全受賞者が登壇予定だ。また、監督賞に『南極料理人』の沖田修一監督、脚本賞に『サマーウォーズ』の奥寺佐渡子、音楽賞に『アマルフィ 女神の報酬』の菅野祐悟が選ばれている。

 また、公開前の映画『必死剣 鳥刺し』『パーマネント野ばら』の上映が決まっており、『必死剣 鳥刺し』の豊川悦司、『パーマネント野ばら』の吉田大八監督も登壇する予定。毎年恒例、映画界のビックイベントになること必至の映画祭の誕生だ。

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