『アバター』に宣戦布告!?宮崎アニメにインスピレーションを受けたシャマラン監督最新作!
「宮崎アニメの実写版を!」とM・ナイト・シャマラン監督が意気込んで制作した映画『エアベンダー』のポスタービジュアルが公開された。
本作は、映画『シックス・センス』で映画ファンの度肝を抜き、その後の映画『サイン』『ハプニング』などで熱狂的ファンを生んだシャマラン監督が贈る、アクションスペクタクル超大作。人気テレビアニメ「アバター 伝説の少年アン」をベースにしており、シャマラン監督にとっては完全オリジナル・ストーリーではない初の作品となる。タイトルをジェームズ・キャメロン監督の映画『アバター』と争うなど、製作段階から話題になったことも。
気、水、土、火という4つの王国から成り立っていた世界。各国には4つのエレメントを操る能力を持つ「ベンダー」 が存在し、彼ら「ベンダー」の中ですべてをマスターした者が「アバター」と呼ばれていた。平和を保っていた4つの国だったが、火の国が反乱を起こしたことをきっかけにすべてが変わろうとしていた……。
ある者は伝説と呼び、ある者は選ばれし者と信じた「気の王国」の生き残りであり、重要なキーとなるアンを演じるのは、映画初主演となるノア・リンガー。このたび公開されたポスターでも大きく扱われ、「最後の希望」とされている。そのほか、オスカー受賞映画『スラムドッグ$ミリオネア』で一躍その名を広めたデヴ・パテルも出演。そして宮崎アニメにインスピレーションを受けたというシャマラン監督のイマジネーションを視覚化したのは映画『ロード・オブ・ザ・リング』のスタッフと、ジョージ・ルーカスが作り上げたVFXスタジオのILMだ。
サスペンス界の巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督やマスターズ・オブ・ホラーことジョージ・A・ロメロ監督が好きという反面、熱狂的な宮崎ファンだというシャマラン監督。「まるでジブリ」と形容されたこともある『アバター』にはタイトルを譲ったが、内容・興行面では勝利を収めたいものだ。
映画『エアベンダー』は7月30日より全国公開