お嬢様女子高生8人!三つ折りの白い靴下で登場「マリア様がみてる」実写化決定
26日、新宿区の早稲田奉仕園スコットホールで映画『マリア様がみてる』製作発表記者会見が行われ、波瑠、未来穂香、平田薫、滝沢カレン、秋山奈々、坂田梨香子、三宅ひとみ、広瀬アリスらが登場した。
原作は、集英社コバルト文庫より発刊された、今野緒雪による人気小説で乙女のバイブルとも呼ばれている。累計発行部数540万部(既刊37冊)のベストセラーで、テレビアニメ化もされるなど熱狂的なファンも多い作品だ。今回の会見会場は教会の中に設置されたホールで、清楚(せいそ)なお嬢様映画の製作を報告するのにピッタリな厳かな雰囲気。そこに劇中衣装となる清楚(せいそ)なセーラー服に身を包んだフレッシュな8人の新人女優たちが登場。丈の長いスカートに三つ折りの白い靴下という姿に、会場は華やかな雰囲気に包まれた。
会見の中では、原作者の今野から「ついにという感じです。小説と映画ですから、まったく同じになるはずはありません。実写ならではのものを出して、きっとすてきな作品なることを期待しています。わが子をよろしくお願いします」というメッセージが読み上げられた。筋金入りのお嬢様で、学園のあこがれのお姉さまと慕われる祥子を演じた波瑠は今野の言葉を受けて、「小説は人気なので、不安に思う人もいるかもしれません。最初はプレッシャーも感じました。しかし、弱気にならずに、わたしたち一人一人がベストを尽くします」と意気込みも十分。祥子から妹になるように迫られる平凡な女子高生、祐巳を演じる未来も「原作に対する責任感はありますが、映画ならではの作品を、そして心に残るような作品を作りたいと思います」とコメントすると、壇上のフレッシュなキャストたちも皆がうなづいていた。
本作は、カトリックを重んじる日本屈指のお嬢様学校リリアン女学園を舞台に、平凡に学校生活を送る平凡な女子高生、祐巳(未来)が、学園のあこがれのお姉さま祥子(波瑠)から妹になるように迫られることから起きるドキドキな学園生活を描き出す。
映画『マリア様がみてる』は今秋全国ロードショー