独占スクープ?『銀魂』万事屋にインタビュー!映画は閉店さよならセール!?-前編
週刊少年ジャンプで連載中の空知英秋の人気コミック「銀魂」初の映画『劇場版銀魂 新訳紅桜篇』の公開が近づく中、今回は「かぶき町」で万事屋(よろずや)を営む坂田銀時こと銀さんと神楽、(それからついでに)志村新八に話を聞いた。
Q:4年間、続いたアニメシリーズが終わったかと思いきや、いよいよ銀幕デビューですが、今のお気持ちは?
銀時「そうだなー、ついにここまで来たかっていうか……」
新八「僕たちもビッグになったなっていうか……」
神楽「閉店さよならセールっていうか……」
新八「オイィィィィィィ!!」
銀時「そうだな、テレビが終わった今が売り時みたいな気持ちかな」
新八「違うだろォォォォォォ!!」
神楽「違わないネ、この機に在庫一掃売り尽くしアル」
Q:いちごオ・レやナンジャタウンとのタイアップと、世間では公開を控えてかなり盛り上がっていますが、「かぶき町」の盛り上がりはいかがでしょうか?
銀時「すごく盛り上がっている、っていうか浮き足立っているな。みんな隙あらば映画に出演しようと狙っているからな。だが、そうはいかないぜ、主役はオレだァァァ!!」
新八「なんでですか! みんな出してあげればいいじゃないですか! ていうか、僕の出番はちゃんとあるんですよね?」
神楽「タイアップ商品はたくさん万事屋に送って欲しいアル。あっ、食べ物だけでいいアルヨ。できれば、銀魂卵かけご飯「たまたま」とかも作って欲しかったネ」
新八「いや、それただの卵かけご飯だし……それより、タイアップの謝礼は万事屋にちゃんと支払われるんですよね。僕たち、普段ろくに給料ももらってないんですよ」
Q:銀さんは「T.」という映画雑誌の表紙を、あの玉木宏さんと一緒に飾ってしまうという快挙も達成しましたが撮影は大変でしたか?
銀時「いやあ、いつものオレでいいんで別に大変じゃなかったよ。それより、玉木んを食ってしまって悪かったなあって」
新八「玉木んって誰だよ!勝手に愛称つけるなァァァ!! ごめんなさいっ玉木さん」
Q:新八さんは、予告編に登場していなかったり、はたまた、1日だけ主役の代役(エイプリルフール)をされたりと映画のPRでも散々な目にあわれていますが、いままでされた仕打ちの中で一番の心の傷はなんですか?
新八「いやー、もう慣れました。テレビシリーズの時も、文通やらデートやらのたびにイジられて、もうイジられてナンボみたなキャラになっちゃって、ははは……」
銀時「何がイジられキャラだよ、空気キャラの間違いじゃねぇのか?」
神楽「そうだヨ、メガネが本体のくせして」
新八「うっ……今のが、一番傷ついたかも……」
Q:映画でも大活躍、やっぱり銀魂のヒロインは神楽ちゃんですね。次は誰と共演してみたいですか?
神楽「ハリウッドスターでも韓流スターでも、こんなモジャモジャの甲斐性なしや、ダメガネじゃなければ誰でもいいネ。でも、お前らがどうしても共演したいなら脇役で出してやってもいいアル」
銀時「ハイハイ(笑)」
新八「はは、脇役で充分です……(笑)」
Q:残念ながら、今回のインタビューで「銀魂」を初めて知る方もたくさんいらっしゃると思います。そんな方々に向けて、「銀魂」の魅力をアピールしてください。
銀時「えー、『銀魂』は、下品でメチャクチャだといわれるアニメで……」
新八「ちょっとォォォ!何言っちゃってるのォォォ!?」
神楽「どうせ、一見さんお断りみたいなアニメだし……別に見なくてもいいアルヨ」
新八「そっ、そんなことないですよ!? アクションあり、涙あり、どなたでもお楽しみいただけますよ!!」
神楽「だが、その『余計なモン』がどれほどの力をもってるか……」
銀時「しかと、その目ン玉に焼きつけな!!」
新八「何それェェェェェェ!?」
と、いきなり劇場版を「余計なモン」扱いするなど、やりたい放題の3人だが、抜群のチームワークはここでも健在……? だが、これだけではまだまだ聞き足りないとインタビュー続行が決定! 後編(明日配信)では撮影時のエピソードも明かされる!?
(インタビュー構成:アニメを作っているオッさん)
映画『劇場版銀魂 新訳紅桜篇』は4月24日より全国公開