マット・デイモンとキーラ・ナイトレイ、フィッツジェラルド「夜はやさし」の再映画化作品で夫婦役?
マット・デイモンとキーラ・ナイトレイが、夫婦役で初共演を果たすかもしれない。映画サイトPajibaが伝えたところによると、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』『華麗なるギャツビー』の原作者として知られる、F・スコット・フィッツジェラルドの生前最後の長編小説「夜はやさし」の再映画化を20世紀フォックスが企画しており、『背信の行方』のデヴィッド・ニコルズが脚本を執筆するとのこと。そして、再映画化作品の主演俳優として、マットとキーラに出演オファーがされたそうだ。出演が決まれば、2人は南仏の避暑地リビエラで、優雅に暮らす夫婦ディックとニコルを演じる。物語は、精神病で入院した富豪の娘ニコルと若き医師ディックの出会いから結婚を描き、再び精神を患うニコルと結婚生活の崩壊を描いていく。
本小説は、すでに1962年にジェニファー・ジョーンズ主演で『夜は帰って来ない』として映画化されており、1985年にはテレビ・ミニシリーズ「夜はやさしく」が製作されている。また、小説には、統合失調症を発症した最愛の妻ゼルダとフィッツジェラルドとの関係が投影されているといわれており、映画『ザ・ビューティフル・アンド・ザ・ダムド』(原題)でゼルダを演じることが決まっているキーラが本作へ出演するとなると、大変興味深いキャスティングとなることだろう。