マリリン・モンローが死の直前までつづった日記が出版へ
ハリウッド史に残るセクシー女優マリリン・モンローがつづった日記が、フランスとアメリカで出版されることになった。タイトルは「フラグメント(断片)」で、マリリンが10代後半から1962年に亡くなるまでつづった日記を本にしている。この日記が公になるのは初めてのこと。
日記には、日々の生活のことや映画について、自分の演技をいかに向上させられるか、といった内容のほかに、自宅の内装や料理について、さらにイタリアのルネッサンス美術についての考えなどもつづられている。編集者はAP通信のインタビューで、「マリリンは熱心に本を読み、また自分で書くことにも情熱を傾けていた。日記の中には本当に美しい詩の一部も書かれている。彼女は書くことを楽しんでいただけでなく、生活の中で起きたことに対する自分の感情を言葉にしたいと強く思っていたんだ」と語っており、セクシーなルックス中心に見られていたマリリンの知性や内面を表現したものとなっているよう。もともとこの日記は、マリリンの死後、マリリンの友人であり演技の師でもあるリー・ストラスバーグに遺され、ストラスバーグが1982年に亡くなった際、妻に託していた。本の出版は10月を予定している。