シルヴェスター・スタローンが『ランボー5』企画消滅を報告!『ランボー』シリーズ終了宣言
昨年末に、シルヴェスター・スタローン自らが、不評だったストーリーの方向性を変えて『ランボー』シリーズ5作目を製作することを発表したが、どうやら『ランボー』シリーズは終了したようだ。
スタローンが、イギリスのエンパイア誌に対して語ったところによると、期待されている続編『ランボー5』(原題)は製作されないとのこと。「俺は、『ランボー』シリーズはよくやったと思うんだ。これ以上、『ランボー』シリーズの続編は必要ないと考えている。99%確信しているよ」とスタローンは説明している。
続編の『ランボー5』(原題)は、当初はスタローンが映画化権を獲得している、ジェイムズ・バイロン・ハギンズのサバイバル・アクション小説「極北のハンター」を基にした、ランボーが実験で生まれた獣のような殺人マシーンを狩るSFアクション映画になる予定だった。しかし、『ランボー』といえばスタローン演じるベトナム戦争の帰還兵ランボーが活躍するアクション映画であり、「人間狩りをするランボーなんて見たくない!」というファンの声を受けて、若い女性が失踪した町でランボーが活躍するストーリーに変更していた。
スタローンが、『ランボー5』(原題)の代わりに製作を進めているのが、日本では10月公開予定のアクション超大作『エクスペンダブルズ』の続編だ。同作で、監督・主演・脚本を手掛けたスタローンは、すでに続編の資金集めを開始しており、続編のアイデアもあるそうだ。『エクスペンダブルズ』には、ジェット・リー、ジェイソン・ステイサム、ドルフ・ラングレン、ミッキー・ローク、エリック・ロバーツらが出演しており、独裁政権を崩壊させるために雇われた最強チーム「エクスペンダブルズ」の活躍を描いている。スタローンの友人である、カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガーとブルース・ウィリスのカメオ出演もあり、アメリカでも8月13日の公開を控え期待が高まっている。