伊藤英明主演『海猿』3作目は3Dに!製作費も1.5倍の映画『THE LAST MESSAGE 海猿』
映画『LIMIT OF LOVE 海猿』のヒットも記億に新しい「海猿」シリーズの新作映画『THE LAST MESSAGE 海猿』が9月18日から公開されるが、本作が3Dで上映されることを配給元の東宝が発表した。
海上保安庁の潜水士たちによる人命救助劇を描いた佐藤秀峰による人気コミックが原作で、伊藤英明主演で2004年に公開された映画『海猿』。2005年にはテレビドラマ化もされ、2006年には続編の映画『LIMIT OF LOVE 海猿』が公開され国内興収70億円を超える大ヒットを記録した。
撮影当初は3D化は企画されていなかったという本作。巨大ガスプラント施設にドリルシップ(海洋掘削装置)が激突して大事故が発生するというストーリーに加え、大型台風で荒れ狂う海原や雨での場面、火災の炎などのダイナミックで迫力あるシーンが多くあり、「この映画を3Dで観てもらいたい」という製作陣の思いから、昨年末から3D化への変換作業が行われることとなった。その作業には元々予定されていた額の1.5倍もの製作費が投入されることとなったというから、製作陣の本作への熱い意気込みが感じられる。
主演の伊藤英明は本作の3D化について、「映画『海猿』が3Dになることで、どんな広がりを見せるのか、僕自身今からワクワクしています。『海猿』ファンの皆さん同様、スクリーンで観られる日を心待ちにしています」と期待にあふれる気持ちを語った。
3Dによる映画や映像は近年急速に増えつつあり、ついそのダイナミックで迫力ある映像にばかり注目しがちだが、映画『THE LAST MESSAGE 海猿』は映像だけでなくストーリーにも力を入れており、史上初の「泣ける3D」を観ることができる日も近い!?
映画『THE LAST MESSAGE 海猿』は、海上保安庁の潜水士たちが苦難を乗り越えながら成長する姿を描く感動大作。3D化もされ、シリーズ最高額の製作費を投入された本作は、主人公たちの成長にも映画としてのスケールアップにも期待が集まる。
映画『THE LAST MESSAGE 海猿』は9月18日より「3D」全国公開(2D同時公開)