ブラッド・ピット主演の野球映画へフィリップ・シーモア・ホフマンとロビン・ライトが参加か?
昨年、撮影開始3日前に製作中止が決まり、監督に決まっていたスティーヴン・ソダーバーグも降板し、製作が危ぶまれた野球映画『マネー・ボール』(原題)。その後、新しい監督として『カポーティ』のベネット・ミラーが決まり、製作も再開された同作に、演技派俳優二人が出演するかもしれない。
エンターテインメント・ウィークリー誌のブログ版など複数のメディアが伝えたところによると、フィリップ・シーモア・ホフマンとロビン・ライトの二人が、ソニー・ピクチャーズの新作映画『マネー・ボール』(原題)への出演交渉中とのこと。本作は、マイケル・ルイスのベストセラー・ノンフィクション小説「マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男」を映画化するもので、すでにブラッド・ピットとジョナ・ヒルの出演が決まっている。ブラッドが、MLBの元外野手で、オークランド・アスレチックスのGMに就任し、貧乏メジャーリーグチームを強いチームに育て上げた主人公ビリー・ビーンを演じる。ジョナは、ビリー・ビーンの補佐を務め、打者を評価する指標「NOI」を考案したポール・デポデスタを演じる。出演が決まれば、フィリップが監督のアート・ハウ役に、ロビンがビリー・ビーンの元妻にふんする。本作の撮影開始時期は、現在のところ決まっていないが、フィリップがアカデミー主演男優賞を獲得した『カポーティ』に続いて、ミラー監督と再タッグを組むのなら良作を期待できそうだ。